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野球小説「ピンチヒッター」

2009年03月22日 21:04

高橋三千綱
ピンチヒッター (『カムバック』収録pp.90-115)
新潮文庫、1988年

 物語の舞台はプロ野球。

 村上信次郎 … 主人公。
 叶佐知子 … 信次郎の前妻。
 叶恵美子 … 佐知子の妹。医者。

 ドラフト外入団。ファームで4年間。その後ずーっと一軍半の信次郎
 ろくに日の目を見たことがなかった彼に、引退の時が迫っていた。
 不甲斐ない自分に愛想を尽かした前妻、第二の人生を斡旋してくる
同期の岩島。自分を既に見限った球団のファン。
 信次郎はこのまま球界を去っていくのか…。

ネタばれポリシー
「いや、やめる」

 80年代、90年代ではベタな環境設定か。
 なんとかその世界にしがみつく男と、
理解しようともしない悪妻という男女の設定。
 それにしても佐知子の悪女ぶりったら。

 ―で、
 そんなビッチ佐知子の妹、恵美子の慧眼で、
老眼用コンタクト入れた信次郎に最後の見せ場がやってくるのですが、

 信次郎がコンタクト入れたら結果でるっていうのは、
映画『メジャーリーグ』かっ!ってな感じも受けますが、
実はこっち(高橋小説)の方が早かったりするのですよ。
 それにしても33歳で老眼…。
ま、自分の近眼に気づかないという話より、
老眼に気づかないという方が自然なのかもしれません。
 ただ恵美子の才能(笑)ってなっちゃいますよね。
かすみ目を疲れのせいにし、頭痛も訴えている信次郎の話聞いただけで(笑)。
もっと眼科医・恵美子の書き方あったんちゃうか、と思いますけど。
「お兄さん、ちょっと診せてもらえるかしら?」とか。
いきなりコンタクト渡すて。

 この作品はそれほど評価してないわけですが、
最後やめちゃう潔さはいいですよね。
ま、主人公がもともと天才ではなかったので、英断とは言えませんが。


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